院内感染対策

院内感染対策

Infection control

当院では、一般的な治療から高度な治療に至るまでの全ての治療において、より高い水準での滅菌・消毒管理を行っております。
これも診療理念に通ずるものがありますが、いかに高度な治療が可能だとしても、汚染された環境下での高度な治療に何の意味があるのかという考え方が根底にあります。
滅菌・消毒というのは、下記のようにそれぞれのリスクに応じた対応が必要になりますが、それに準ずると同時に、極力ディスポーザブルの使い捨て器材を多用するなどでも対応しております。

院内感染対策
カテゴリー 定義 処理 歯科器具・物品
クリティカル
(高度リスク)
無菌の組織や血管に挿入、もしくは皮膚や粘膜を貫通するもの 滅菌 インプラント器材、針などの手術器具、スケーラー、バーポイントなどの観血的処置に使用されるもの
セミクリティカル
(中等度リスク)
損傷のない粘膜および創傷のある皮膚に接触するもの 消毒 印象用トレー、口腔内ミラーなどの基本インスツルメント 咬合紙ホルダーなど
ノンクリティカル
(低度リスク)
直接接触しないもしくは損傷のない皮膚と接触するもの 洗浄 チェアーユニット、無影灯、その他血圧計やパルスオキシメーターなど
高い水準の滅菌消毒

当院で採用しているメインの滅菌システムは、最も厳格な基準を求められるヨーロッパ基準のクラスB滅菌システムで、ドイツの医療用滅菌装置では世界トップメーカーであるMERAG社製のものを中心に、毎日計4台の滅菌器を稼働させ院内の感染対策に十分配慮し診療を行っております。

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